血行促進による効能
炭酸ガスはお湯の中では人に吸収されやすい状態になり、皮膚から吸収されると体は酸素を吸収しようと血管を膨張させて血流を良くしようと働きかけます。 血液の循環が良くなることにより、動脈硬化や心臓病などの循環器系疾患の症状が緩和されるほか、糖尿病、神経痛、リウマチの疼痛緩和、冷え性、高血圧、肩こりや下肢動脈閉鎖症(壊死、皮膚潰瘍)の症状緩和、糖尿病の血糖コントロール改善などが報告されています。

皮膚への効能
炭酸泉に入浴すると、細かい泡が肌の表面に付着しています。この泡が皮膚から吸収されると、血管を拡張させ血流を良くします。その結果、末梢神経、毛細血管が刺激され、皮膚疾患の改善に役立ちます。また、炭酸泉は皮膚に優しく、アストリンゼント(肌の引き締め)効果が期待されています。

自律神経への作用
自律神経は交感神経と副交感神経からなる抹消神経の1つ。炭酸泉に入浴することにより、ストレス社会で優位になりがちな交感神経を抑制し、副交感神経とのバランスを整えてくれます。その結果、リラックス効果、睡眠改善、夜尿症の改善、痛みの緩和などが期待されます。

疲労回復、健康促進
炭酸ガスが吸収されることによって血管が拡張するので、血流が増加し、疲労物質などの排出促進が期待されます。そのため、運動後に炭酸泉に入浴することで筋肉の疲労緩和、ケガの予防に役立つことが期待されています。

心臓に負担をかけない
炭酸泉はもともと低温であるため、入浴直後に血圧が下がり、入浴後も低めに推移するので、身体に負担なく安心して入浴していただけます。また、毛細血管が開くことにより、末梢血管抵抗が減少するので血圧を下げてくれることも期待できます。

※日本工業標準分析法:pHに対する全炭酸の濃度分布